れろたんのだらだら日記

私の頭の中を書き留めておく日記です

自分の料理屋を持つにはいくらかかるんだろうなあ

行きつけの中華屋がなくなってしまって始めた店舗経営シミュレーションですが、おおよその金額が確定しましたのでまとめていきましょう。

 

始めに出せよって感じですが、調べていくにあたって作った、コストのトップダウンツリーです。

後からちょこちょこ追加したりしてなかなか埋まりませんね。専門家に勝てないのは経験がないとこういった分析が不完全になるからです。

コスト 店舗の外 土地      
    建物      
  店舗の中 内装 厨房 固定資産 コンロ
          オーブン
          冷蔵庫
          食洗器
        消耗品 包丁、鍋など
          洗剤、布巾など
      ホール 固定資産 テーブル、椅子
          呼び鈴
        消耗品 洗剤、布巾など
    システム 社員 採用
        パート 教育
          管理
          給料
      IT 経理 タブレット
          エクセル
        広告

ポスティング

 

まあ、今までに上げた内容で8-9割は当たっているでしょう。

さてさて、金額を足していきます。

 

土地建物:初期費用8000万円

内装  :初期費用2000万円(10年更新)

運営  :年間1500万円

雑費  :年間100万円

 

となりまして頭金なしで25年ローンで進めると年間2000万円が粗利のうえに必要です。

食品原価30%、だと2900万円の売り上げが必要ですね。

月間の売り上げが250万円くらいです。日商10万円です。あれ、意外といけそう。

私がかつてバイトしていた小さいラーメン屋で日商7万円くらいでした。60坪の中華屋なら何とかなるのでは??

 

なぜか、それはオーナーが一円ももらっていないからです。月間16万円は手取りでほしいぞ、、、!

つまり、月12万円にすればよいのです。解決。

 

成長は全く見込めませんが、生きていくには何とかなりそうですね。

きっとだんだん欲が出てきて、やれ2点目だの、やれケータリングだのに手を出すとつぶれます。

 

土地建物を家賃にして月20万円、年間240万円にすればなんとか成長を見込めるだけの資金を溜められるのではないでしょうか?

 

そう、なんだかいっぱい計算してきましたが、自分の不動産を持つってとっても難しいって話でした。

 

 

これまではかかる費用の計算ばかりしていましたが、 マーケティング戦略なんかも考えてみる(妄想してみる)と楽しそうですね。

 

住宅街で家族がメインだからファミレス的にするとか、ビル街で宴会が見込めるから紹興酒にこだわるとか、学生街で大盛に色を付けるとか、出店した立地によってお店をガラッと変えていかなければならないので始まる前のマーケティングが一番肝になるでしょう。

 

やっぱり、人が欲しているものを提供するのがビジネスの基本です。

そういう意味では今回は私が私の欲しいもの(行きつけの中華屋)を得るストーリーだったので全くビジネスには向いていませんね。

 

そもそも一度立ち行かなくなったものを再度やろうという話ですので、始まりから下降線に乗るはずです。

別のことをやらないとうまくいかないことがわかっているので、経理のスリム化よりも当たる企画を考えるほうがずっと良い気がします。

常日頃から強烈な付加価値を考えなければ、、、